子供が自分で歩き始めると、外出が一層楽しくなりますが、それに伴って子供の荷物の管理も大変になります。たとえば、ちょっとした散歩でも、おむつやおやつ、飲み物、ウェットティッシュ、ハンカチタオルなど、持ち物が意外と多くなります。
これらを持って出かけると、想像以上に負担が大きいものです。マザーバッグをリュックに変えて手を空けても、重さ自体は変わらないのです。
こうしたときに便利なのが幼児用リュックです。このリュックはどのようなメリットがあるのでしょうか?子供が自分の荷物を自分で背負うことにより、親の負担が軽減されるだけでなく、子供に自己管理の責任感を育てる絶好の機会となります。
幼児用リュックをおすすめする理由についてご説明します。一番のメリットは、子供が自分のリュックに必要なものを入れることで、親の荷物が軽くなる点です。ただし、幼児が持つリュックには重たいものを詰めることは適しておらず、軽い物が主に適しています。
「子供のリュックを持たせても、マザーズバッグの重さはほとんど変わらない」と感じる方もいるかもしれませんが、重さ以外にも荷物のかさばりが減ることで、全体として持ちやすくなります。この変化は思った以上に大きな違いをもたらします。
また、子供が自分のリュックを持つことで、親のバッグを触ることが少なくなります。これにより、外出先で親のバッグの中身が散らかる心配もなくなります。
幼児用リュックを使うことには、子供自身にも多くの利点があります。幼い頃から自分の持ち物を自分のリュックに入れて管理する習慣を身につけることで、自立心が育ちます。これは、保育園や幼稚園、小学校と進むにつれて自分の荷物を自分で持つ習慣が自然と身につき、将来的に「荷物を持ちたくない」といった問題を防ぎます。自分のリュックには自分の物が入っているという意識を早期に持たせることが、子供の成長において非常に役立ちます。
幼児用リュックに何を入れるかは、お子さんの成長段階に応じて検討すると良いでしょう。
最初は、紙おむつだけを入れておくのが便利です。これにより、「リュックを開ける=おむつ交換の時間」という合図になります。そうすると、子供もこのルーティンを覚え、自分でおむつを取り出すようになります。
お子さんが少し成長すると、おやつや飲み物を入れてあげると喜んでリュックを背負うようになります。私の子供は、公園に行く時にはリュックにおもちゃも入れていて、到着次第、自分で取り出して遊び始めます。
市販されているリード付きの幼児用リュックについても触れておきます。初めて見ると「子供をペットのように扱うようで抵抗がある」と感じる方もいるかもしれませんが、実際に使用してみると、その便利さに驚かれることでしょう。子供が自由に動き回れるようになり、常に手をつないでいなければならないというストレスから解放されます。リードがあれば、子供が一定の範囲内で安全に遊べるため、迷子の心配も減ります。
このタイプのリュックはデザインも可愛らしく、付属のぬいぐるみは子供たちに特に人気です。ぬいぐるみは持ち運びにちょうど良いサイズで、子供の一歳のお誕生日など特別な日のプレゼントにも最適です。